3 缶詰の種類

魚・肉・果物・野菜やいろいろの飲みものまですべて缶詰に加工されている

どんな食物でも、缶詰に加工できないものはないといわれているように、缶詰の種類は非常に多く、世界では1,200種、日本でも800種くらい作られています。

水産 缶詰、びん詰

かに、さけ、まぐろ、かつお、いわし、さんま、さば、いか、赤貝、あさり、かき、その他数多くの種類があります。さらに用途や輸出先によって、水煮、味付、トマトソース漬、油漬、焼き物、かば焼、野菜煮などの種類があり、まぐろ(ツナ)、いわしなどではいろいろな新しいソースや香辛料を使って調味した新製品もあります。びん詰ではのりの佃煮やさけフレークが代表的なものです。

果実 缶詰、びん詰

みかん、もも、パインアップル、洋なし、りんご、さくらんぼ、びわなどを原料に砂糖シラップ漬を中心として缶詰にされています。

野菜 缶詰、びん詰

たけのこ、グリンピース、アスパラガス、スイートコーン、マッシュルーム、トマト、ふき、なめこなどの水煮やえのきたけ味付が主なものです。

ジャム、マーマレード 缶詰、びん詰

いちご、りんご、あんず、いちじく、もも、ぶどう、ベリー類などがジャムに、夏みかん、冬だいだい、レモンなどがマーマレードに加工されています。

食肉 缶詰、びん詰

牛、豚、鶏などの肉を用い、味付、水煮、油漬、野菜煮などや、コンビーフ、ソーセージ、ランチョンミートなどがあります。うずら卵水煮もこの分野に入ります。

調理食 缶詰

カレー、シチュー、パスタソースなどのほか、いろいろな国々の民族風な料理やスープなどが作られ、コンビニエンスフードとも呼ばれています。

ベビーフード びん詰

離乳期の乳幼児の食事に向くように、魚、肉、果物、野菜などを裏ごしした製品が主体で、乳児食として消化吸収しやすく栄養面を特に配慮して作られています。

飲料 缶詰

果実飲料缶詰にはみかん(オレンジ)、パインアップル、ぶどう(グレープ)、りんご(アップル)、もも(ピーチ)などの果物が用いられています。みかんや、ぶどうなどの果粒が入っている「つぶ入りジュース」もあります。またコーヒー、紅茶、ウーロン茶、緑茶、など嗜好飲料缶詰があり、その需要は年々増えています。なお、ビール、酒、アルコール飲料およびコーラなどの炭酸飲料の缶入りがありますが、これらは飲料缶詰の統計には含まれていません。

乳飲料 缶詰

乳固形分の多いミルクコーヒー、各種栄養素入り牛乳などがあります。

その他の缶詰、びん詰

めんつゆ、プリン、水ようかんの缶詰、たれ類のびん詰などがあります。

ペットフード 缶詰

犬猫などの愛玩用動物のえさとして、多くの需要があります。原料は魚・肉のほか、最近はペットの健康に配慮した野菜入りのものもあります。