7 缶詰の選び方と扱い方

手にとってみて、表示をよく読んでから買いましょう

缶詰は、厳しい品質管理の下で製造し、製造工場や問屋の倉庫でも十分検査した上で市場に出荷しています。また小売店でもチェックしますので、お店に並んでいるもので中身の変質しているものは、まずないといえます。

JASマーク(図)
 

缶詰を選ぶには、まず外観がきれいでサビたりしていないもの、印刷した缶やレーベルに、名称(品名)、原材料名、内容量、賞味期限、製造業者又は販売業者の名称と所在地などが、はっきり表示されているものを選びましょう。JASマーク(日本農林規格合格品)の付いているものを選ぶこともよい方法です。

表示された賞味期限内なら、品質の変化はありません

缶詰の保存性は、すべての加工食品のなかで最も高く、長期間にわたって保存することができます。しかし、貯蔵中の温度等の影響で、色、香り、味が徐々に変化し、品質が低下することは避けられません。普通の温度で貯蔵した場合、商品としての品質を保持できる期間、いわゆる賞味期間は、魚介・果実・野菜・食肉及び調理食の食料缶詰で3年が目安となります。これは、イージーオープン缶(缶切りのいらない缶詰)についても同様です。この賞味期間については、メーカーが個々の製品について試験・分析した結果、この期間内なら品質上の変化があまりなく「おいしく食べられる」という期日を表示してあります。したがって、表示されている賞味期限までの残存日数の長短をとわず、期限内には変わらずおいしく食べられることができます。

缶詰は上記で示したとおり、長持ちする食品ですが、日常の料理やデザートの材料として効果的にお使いいただければ、楽しく豊かな食卓にすることができます。

涼しい場所に保存を

缶詰は保管の仕方によって、長い間おいしく食べられます。保管場所は、なるべく涼しいところ、できれば25℃以下の場所が望まれます。また風通しのよい、湿気の少ない場所を選んだほうが、缶詰の保存性は高まります。

他方、缶詰は凍らせると風味が落ちることもあり、場合によっては缶が破損することもありますので、冷凍室に入れることは避けて下さい。冷蔵庫に入れる場合は、冷やして食べたいとき、1、2日前で十分です。

残った中身はほかの容器に、開けたら早めに食べましょう

缶詰は中身が無菌の状態ですが、缶を開けるとなま物と同様の状況になり、外から細菌が入って腐ります。このため、缶詰を開けたら、すぐ全部使いきりましょう。

もし使い切れずに残ってしまったときは、果物の缶詰は、残った中身を液とともに必ずガラス容器やプラスチック容器など別の容器に移しかえて冷蔵して下さい。そうすれば、なま物と同様に、1~2日は日持ちします。また、魚介類や肉類は火を通して、味付を濃い目にし直しておくと2、3日は食べられます。

イージーオープン缶の正しいあけ方

「イージーオープン缶の正しいあけ方」をご覧ください