8 おもな缶詰-原料・品質など

調理食 缶詰、びん詰

調理食缶詰/スープ/米飯/菓子類/ベビーフード/介護食品

調理食缶詰

食肉調理品としての洋風、中国風の料理または世界各国の民族風の料理といわれる調理食品缶詰の需要は着実に伸びています。

カレー、シチュー、ハヤシ、ボルシチ、ミートソース、ホワイトソース、焼肉のたれ、その他各種の製品が作られています。

この種の製品は、それぞれ料理の専門家の調理技術をもとにして作られていて、温めてそのまま使用するものから、うすめてのばして使えるようにした濃厚なものとあります。

スープ

缶詰のスープは、本格的な味を製品化したものです。

スープの缶詰にはいろいろな種類がありますが、コンソメ(清澄なスープ)とポタージュ(クリーム状のスープ)に大きく分けることができ、いずれも肉類、鶏肉、魚肉から調製したスープストックを素材として使用します。ポタージュの場合はこれに小麦粉、バター、牛乳、生クリーム、野菜、調味料、香辛料などを加えて作ります。

アメリカでは数十種類のスープ缶詰が作られていますが、わが国では、コーンスープが最も多く、このほかオニオンスープ、トマトスープ、マッシュルームスープなどが作られています。

スープではありませんが、手軽に味わえる専門店の味として作られためんつゆも伸びています。

米飯

米飯の缶詰は、赤飯、五目めしがおもなもので、備蓄用などに重宝されています。おかゆの缶詰もあります。

菓子類

菓子類の缶詰は水ようかんが最も多く、プリン、ババロアなど贈答品として、デザート用として人気があります。

ベビーフード

乳児の発育に必要な栄養素をふくむ果実、野菜、魚、肉またはそれらを混合したものを裏ごしして、消化しやすいクリーム状に仕上げたびん詰製品です。ベビーフードは、生まれて5~6カ月頃から与える裏ごし製品から、9~11カ月から与える粒状の固まりをまぜた製品まで乳児の成長に合わせて月齢別に作られています。

びん詰製品も数多くありますが、最近ではレトルト食品のものが増えています。

介護食品

「かむ力」や「飲み込む力」の目安をもとに「かたさ」や「粘度」により規格があり、「区分1~4」に分類されている食べやすさに配慮した食品です。缶詰などのほか、レトルト食品が多くあります。