缶詰時報  2011年3月号  目次
Vol.90 No.3


ファインダー「出口なし II」
 

1

統計データに見る食市場環境の変化
...................................................... 編集部
人口動態や労働環境の変化は、消費動向を左右する重要な因子になっている。現状ではこれら因子がマイナス要因として働き、家計収入や物価を押し下げ、購買意欲を冷やしている。POSデータを見ても価格の下降と千人当たり販売額(PI)の伸び悩みを示す品目が少なくない。ところが製造コスト環境は穀物や原油の国際価格高騰などで悪化しており、今後、低価格化が進行するかどうかは疑問である。経済指標やPOSデータを使ってこれらの状況を見てみる。
   

2

2010年度工場における環境問題対応に関する調査結果
...................................................... 日本缶詰びん詰レトルト食品協会
日本缶詰びん詰レトルト食品協会は、業界環境自主行動計画を策定している。本稿は計画のフォローアップの一環として会員企業を対象に実施した調査結果の紹介。調査内容は、(1)CO2排出抑制のための対策(数値目標、目標達成のための取り組み、対策事例など)とCO2排出実績と見通し、排出増減要因、(2)廃棄物対策(削減目標と取組実態、対策事例など)と再資源化見通しなど。
   

14

食品ロス(缶びん詰、レトルト食品)とフードバンクへの無償提供について
−平成21年度フードバンク活動実態調査報告書と最近のフードバンク団体活動から−
...................................................... 日本缶詰びん詰レトルト食品協会 環境問題検討委員会

  

21

研究報文
口腔内で感じる鉄臭の生成場所
...................................................... 加藤寛之・佐藤和信・工位武治
食品や飲料にとっては、においが重要である。その中で、鉄のにおいや味を含め金属臭は、食品や飲料業界で重要なものの一つである。本研究では、報告されている手の甲の分析結果を参考にし、鉄二価イオンが口の中のどの部分で反応し、鉄臭物質(OEO等)を生成しているのかを調査している。また、鉄二価イオンの水中閾値及び、ビール、緑茶中での閾値と鉄臭物質と言われているOEOの閾値を測定している。

  

41

こちらケベック No.184
...................................................... リシャール・ミッシェル、浜垣有加里
  

51

 ・

缶詰見聞・体感録 第8号
缶々雑記・如月
...................................................... 黒川勇人
  

56

多時多事 (63)
一寸気になった事
...................................................... 荻原由夫
  

59

放射路
食品・流通
  

63

会計実践 327
日本基準とIFRSとの差異
−資産会計(2)−
...................................................... 監査法人 双研社研究室
  

77

ニュースファイル(2011年1月)
  

81

海外資料
食品業界−1940年から今日までの歩み
  

98

缶びん詰、レトルト食品の全国販売データ
−2011年1月品目別商品別金額シェア−
  

105

ニュース&トピックス

115

基礎技術講習会を5月に大阪で開催

平成23年度の主任技術者資格認定講習会日程の変更のお知らせ

食料関連経済情報 (11月)

平成23年度缶詰時報年間予約購読申し込みについて
  

61


主任技術者コーナー 62 海外ジャーナル 93
缶詰短信 65 日本介護食品協議会コーナー 103
缶詰輸入情報 70

業界消息 118
缶詰輸出情報 72 研究所だより 121
缶詰関連統計情報 74 缶詰協会日誌 122
魚肉ソーセージコーナー 76 編集後記 124

Update 2011/3/8

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