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日本缶詰びん詰レトルト食品協会が全国の児童養護施設50箇所に缶詰、びん詰、レトルト食品42,508個を寄贈 |
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社団法人日本缶詰びん詰レトルト食品協会では、児童養護施設への缶詰、びん詰、レトルト食品の製品寄贈活動を行なっている。寄贈品は、同会会員91社の協力を受けたもので、施設への商品到着は平成19年2月10日頃までに完了している。 児童養護施設は全国に557個所あり、入所理由には、「行方不明・死亡」「両親の離婚」「母子家庭・父子家庭」「養育が困難」など何らかの事情で両親が扶養義務を果たせなくなった子供が入居している施設である。入居者は0歳から20歳までの子供で、その数は3万余人となっている。日本缶詰びん詰レトルト食品協会が製品寄贈を行なっている施設は、この中から社会福祉法人全国社会福祉協議会(全社協)の推薦選定を受けた50施設であり、現在の入居者は約3,000名。 児童養護施設には公営52、民間505の施設があるが(平成17年4月現在。全社協調べ)、とくに民間の施設においては、運営資金に困窮しているところが少なくない。日本缶詰びん詰レトルト食品協会は、このような事情にある児童養護施設へ「日常食としても保存食としても重宝な食品」である、缶・びん詰、レトルト食品を寄贈することでいささかの役に立ちたいとの考えのもとに、寄贈活動を実施している。 この寄贈活動は、平成11度から本年度で通算7回目となるが、一昨年度までの同活動が評価を受け、17年3月に社会福祉法人全国社会福祉協議会より本会へ感謝状が贈られている。 なお、平成19年度以降についても缶詰業界の行う社会貢献活動として引き続き実施を計画している。
寄贈したほとんどの施設から丁寧な礼状が届いた。内容は、缶びん詰、レトルト食品を有効に利用した旨を述べ、社会貢献活動を評価するものが多かった。写真は寄贈品が実際に施設で利用された模様を撮影したものである(施設の協力による)。 |
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缶詰、びん詰、レトルト食品は、食物を調理加工し、新鮮な状態で長期保存できるようにした食品です。これは、加熱殺菌により腐敗や中毒をおこす細菌を殺滅しているためです。また、密封包装のため外部から菌が侵入することがありません。 加熱により栄養価が破壊されるのではないかといったご質問を受けることもよくありますが、代表的な栄養素であるビタミン類についてみると、空気に触れない状態で加熱されるので栄養素の損失は少ないという特徴があります。野菜缶詰で見たビタミン類のその残存量は、缶詰の液汁を含めてAで80%以上、B1で60〜90%、Cで59〜80%となっております。たんぱく質、脂質、糖質などの栄養価も減少しません。また、心筋梗塞や脳血栓等の生活習慣病の予防効果があるとされているEPA、DHAは青魚の缶詰製品に生鮮品と変わりなく含まれております。
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