(缶詰時報 2009年2月号掲載)

格や検定が人気を集める昨今、食に関するものも多数あり興味深く感じています。例えば、『日本茶インストラクター』、『ベジタブル&フルーツマイスター』、『食の検定』、『チーズプロフェッショナル』、『家庭料理技能検定』、『デザートクリエイター』、『フードスペシャリスト』、『健康食品管理士』、『惣菜管理士』、『食品表示管理士』、『雑穀ソムリエ』、『信州きのこマイスター』、『介護食士』等様々です。

定とはいってもクイズ感覚で気軽に楽しめるものも各種用意されています。その中でも健康やダイエットをテーマとしたものがよく目にとまり時々試してみますが、判定結果はそこそこといったところでも、実生活には反映されておらず、やはり知識は活用してはじめて成り立つものと身に染み入ります。

ンピュータの普及により、漢字が書けなくなったと話題になることも多くなりました。そんな焦燥感も高じてか日本漢字能力検定の志願者は年々増加し、平成19年度は約270万人となった模様です。年齢層は3歳から97歳までと幅広いことも一驚です。

会におきましても、巻締、品質管理、殺菌管理といった主任技術者資格認定講習会を開催しています。その他、基礎技術講習会、HACCP主任技術者講習会、技術大会、レトルト食品製造技術などのワークショップ、研究会講演会などもあります。80年を超える歴史の中で培われた英知、そして増し紡がれてゆく新しい技術・・・缶詰協会ならではのこうした活動を会員の皆様をはじめ業界の学舎として末永くご支援、ご活用いただければ幸いです。足をお運びいただくのは恐縮でもありますが、色々な機会に皆様にお目にかかれますことを心待ちにしています。

 

 情報管理研究室 加藤睦美


<2008年12月の主な業務>

試験・研究・調査

  1. 変敗品から分離した C. thermosaccharolyticum の耐熱性測定

  2. 連続式通電加熱の電流供給方法の違いが熱伝達に及ぼす影響

  3. インターネットによる情報管理

  4. データベースの実用化

依頼試験

 新規受付38件、前月より繰り越し22件、合計60件。うち完了45件、来月へ繰り越し15件。

主要項目:貯蔵試験、分析(ヘッドスペースガス、栄養成分)、ヒスタミン定量、測定(油脂特数、揮発性塩基窒素)、異物検定、原因究明(腐食、発錆、苦味、異臭、変色、変敗)、同定(沈殿物、菌株)、微生物接種試験、菌株分与、耐熱性試験、細菌試験、容器試験(性能、密封)、かたさ測定、英文証明書作成、FDA殺菌条件申告、ホームページ管理、通関統計データ処理

その他

  1. 食の安全セミナー聴講

  2. 会員企業巡回点検(愛媛県、香川県)

  3. 研究会(チルド食品会議開催)

  4. 講習会・査定業務(巻締、殺菌)

  5. FDA管理サービス関連業務

  6. 会員サービス他(技術相談、文献調査、見学応対、電話、電子メール回答)

 


Update 2009/2/12

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