缶詰時報 2003年4月号 目次
中国の柑橘栽培状況とみかん缶詰製造事情 ..................................................................................川手 浩司 中国みかん缶詰事情を主産地・浙江省を視察訪問した結果からリポートする。内容は、かんきつ類の栽培・収穫量、品種、生産コスト、農薬使用状況、価格、生鮮品輸出などの青果事情を踏まえたうえで、缶詰の原料価格、生産量、輸出、工場労務事情などについて触れる。本年のみかん缶詰生産は、原料事情の悪化、欧州からのダンピング提訴を受けての製造期間短縮申し合わせ、労務コストの上昇という条件下で、18〜20万トン(1,200〜1,300万箱)とかなりの量に達する見込みである。
中国のたけのこ加工品現状 −袋詰め比率上昇が加速か− .................................................................................. 中国のたけのこ缶詰産業は、競争激化で集約化が進んでいる。HACCP認証取得義務化で工場数減少が加速しそうである。このような環境下で、農村部の工場が18リットル缶製品を季節生産し、これを原料に都市近郊の工場で袋詰等二次加工するという分業化システムが出来上がりつつある。これら現地状況を中国国内工場訪問や竹林視察からリポートする。なお、本年の中国たけのこ缶詰生産量は前年並みの850万缶見当になる。
スリム化した水産物缶・瓶詰JAS規格 ..................................................................................農林水産省
第30回缶詰品評会 −技術力高く、新奇性を付加した製品多い− ..................................................................................日本缶詰びん詰レトルト食品協会 今回の出品数は366点で、健康訴求製品が目立った。これら出品物を部門別に整理したうえで、使用容器(アルミ缶やスチール缶、EO缶化率など)、内容量分布、価格、設定賞味期間、栄養表示状況などを統計処理して解説する。審査の結果、農林水産大臣賞に選定されたのはMARUHA・ほたて貝柱水煮とアヲハタ・フルーツスプレッドの2品である。
缶びん詰、レトルト食品に対する意見・希望T −缶びん詰、レトルト食品の消費者調査より− ..................................................................................日本缶詰びん詰レトルト食品協会
海外資料 メーカー各社のパウチへの挑戦
放射路 食品・流通 缶詰
日本缶詰びん詰レトルト食品協会応接室をリニューアルオープン
ニュースファイル(2003年2月)
こちらケベック No.97 ..................................................................................リシャール・ミッシェル、浜垣有加里
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登録: 2003.4.16
(c)2003, (社)日本缶詰びん詰レトルト食品協会/Japan Canners Association