缶詰時報 2003年11月号 目次


  • 世界の主要缶詰生産、流通状況
    ..................................................................................日本缶詰びん詰レトルト食品協会
    世界の缶詰生産国事情が大きく変わっている。アメリカやEU、日本などでの生産が減少する傾向にあり、中国やタイ、ACP諸国(African,Caribbean and Pacific countries)などが生産量を伸ばしてきている。とくに中国の伸張が著しい。国別消費事情の変化もあって、輸入量にも変動が見られる。本稿では、主要缶詰(桃、パインアップル、ナシ、ミカン、混合果実、スイートコーン、マッシュルーム、アスパラガス、トマト、マグロ、サケ)の11品目について主要国の生産量と輸入量を推計し、世界の流通動向を概観している。

  • 本年のモモ缶詰製販動向
    −国産白桃を中心に−

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    増産期待で生産シーズン入りした今年の国産白桃缶詰は、冷夏等による原料の品質低下による歩留り悪化で実際の生産量は1割近い減産に終わったもようだ。市場では、昨年まで続いた減産と、安全面等から国産品への人気が高まっているうえに、旧物在庫一掃という好環境にあったが、生産にこれを生かせなかった。また、輸入品もギリシャの大減産による世界的な供給減少が予想されており、来年にかけてのモモ缶詰需給が一段としまってくると予想される。本稿では、これらの動向を解説する。

  • 東北海区サバ漁況(2003年7〜9月)と見通し
    ..................................................................................水産総合研究センター東北海区水産研究所
    サバ類の今後の来遊量見通しは、2、3歳魚は残存資源量が少なく低水準の来遊量、1歳魚は残存資源量が極めて少なかった前年よりかなり多い来遊量、マサバ0歳魚は、来遊量は前年を下回るが極端に少ないということはない。ゴマサバ0歳魚も東北〜北海道沖合で分布が確認されているが、マサバ同様に前年を下回る。

  • 海外資料
    工場施設のセキュリティ

  • 放射路
    食品・流通
    缶詰

  • ニュースファイル(2003年9月)

  • こちらケベック No.103
    ..................................................................................リシャール・ミッシェル、浜垣有加里

  • 会計実践 283
    コーポレートガバナンスって何?
    ..................................................................................
    監査法人 双研社研究室

  • 研究報文
    清涼飲料におけるショ糖脂肪酸エステルの子嚢胞子抑制効果
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    松本直子・諏訪信行・鍛冶 孝・富田昌暁


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登録: 2003.11.11

(c)2003, (社)日本缶詰びん詰レトルト食品協会/Japan Canners Association