立秋におススメのレシピ(8月)
旧暦では8月のことを「葉月」(はづき)と呼びます。「葉」という漢字から、青々と茂る緑の葉をイメージしますが、葉が黄色く色づく頃だから「はづき」、または葉が紅葉して落ちる月「葉落ち月」から「葉月」となったといわれています。
葉が落ちるなんて8月のイメージではありませんが、旧暦では8月は秋なのです。
◆2018年今年の立秋は8月7日 (火)。
毎年8月8日前後にあたるこの時期は二十四節季では「立秋」とされて、季節が夏から秋へと変わり始める時期と言われています。
暦の上では秋となります。そういえば小学生の時に、立秋を過ぎると「暑中お見舞い」から「残暑お見舞い」に変わると教えてもらったことを思い出します。
毎日うだるような暑さが続いていますが、立秋を過ぎると徐々に日が暮れるのが早くなり、少しずつ秋の気配を感じられるようになるのでは。
夜寝る時に涼しくなってくると、昼と夜の気温差が大きくなり、体調を崩しやすくなります。このような時期は体を冷やさない食事を摂りましょう。
暑いときはつい冷たいものばかり食べたくなってしまいますが、それでは体を冷やし、胃腸のはたらきを弱めてしまいます。
腸を温めると免疫力もアップするので、生姜やニラ、ねぎ、にんにく、ごまなど、体を温める食材をお料理に使ったり、野菜たっぷりのスープや味噌汁などを食べるようにしましょう。また、カレーもおススメです。
暑い時期にカレーを煮込むのは大変だと思う方は、肉や大豆、トマトなどの野菜が入ったミートソース缶を活用してみてください。
ミートソース缶に野菜とカレー粉をあわせると手軽にカレーを作ることができ、たんぱく質、脂質、ビタミン、ミネラルなどの栄養分を摂ることができます。
またニンニク、生姜、カレー粉などの香味野菜、香辛料を使うと食欲を増進させてくれますので、食欲がない時にもおススメです。
旬の夏野菜のズッキーニ、赤パプリカはビタミンC、βカロテンが豊富で抗酸化作用があります。夏の疲れを感じている方は、夏野菜カレーで美味しく栄養を吸収して、暑さを吹き飛ばしましょう。
▼▼レシピはこちら
『立秋におススメのレシピ』
◆夏野菜カレー
材料(2~3人分)
ミートソース缶……1缶(295g)
ズッキーニ……1本(150g)
なす……2個(160g)
赤パプリカ……1/2個(80g)
刻みにんにく……1かけ分
刻み生姜……1かけ分
サラダ油……大さじ1
カレー粉……大さじ1
ベビーリーフ……適量
(作り方)
① ズッキーニとなすは1cmの輪切り、赤パプリカは一口大に切る。
② フライパンにサラダ油、刻みにんにく、刻み生姜を入れて火にかけ、香りが出たら①の野菜を入れて中火で炒める。野菜がしんなりしたらカレー粉を入れて炒めながら混ぜ合わせ、その中にミートソースを入れて弱火で3分間混ぜながら煮込む。
③ 器にごはんとカレーを盛り、ベビーリーフを添える。