2018.05.15

バランスの良い食事で理想的なダイエット(5月)

痩せる=「体重を減らす」ことではありません。
食べなければ体は細くなりますが、行き過ぎれば体を壊します。食べる量を減らし過ぎると、体は危機を感じて食べたものを脂肪としてため込もうとしたり、反動でどか食いをしたり、結局はリバウンドしてしまうことになります。理想的なダイエットとは「余分な脂肪を落とすこと」です。そのためには偏った食事をするのではなく、太りやすい時間帯(22時以降)には食事をとらない、筋肉をつくるのに効果的な食事によって基礎代謝を上げ、脂肪燃焼をサポートするなど、健康をキープする賢い食べ方をしましょう。

 

◆美しく健康的に痩せるには、「体についた余分な脂肪を減らす」という意識が大切です。

ダイエットというと何かと目の敵にされてしまう糖質ですが、健康的に痩せるためには糖質も含めてバランスよく食べたほうが効果的です。
たき火をモデルに、体が燃える仕組みを考えてみましょう。

たき火には、薪、種火となる新聞とマッチ、種火に勢いをつけるうちわが必要です。がんがん燃やしたい薪が「脂肪」だとすると、「糖質」は脂肪に火をつけやすくする新聞、「ビタミンB1」は新聞に火をつけるマッチです。そして「ビタミンB2」は、脂肪を効率よく燃やすうちわの役割を果たします。ダイエット中といえども、適度な糖質は必要だと言う事がわかります。

 

◆ビタミン、ミネラルが不足すると痩せにくい体になります。

ダイエットのみならず体にとって重要な役割を果たしていますので、意識して積極的に補給しましょう。ダイエット中は美肌のためにもたんぱく質、ビタミンA、ビタミンB群、ビタミンC、ビタミンEをバランス良く食べ、適度な運動も心掛けて下さい。そしてしっかり睡眠をとる事も大切です。

 

◆ダイエットをサポートする食べ物

【酢】酢のクエン酸には疲労回復や整腸作用など多くの効能があります。

【オリーブ油】不飽和脂肪酸のオレイン酸は酸化しにくく、代謝を活発にします。

【カシューナッツ、アーモンド】水溶性食物繊維が豊富。不飽和脂肪酸を含み、脂肪燃焼を促すビタミンB2も。

【アボカド】代謝を高めるオレイン酸、ビタミンE、食物繊維が豊富です。1日1/2個を目安に。

【キムチ】発酵食品であることから乳酸菌を多く含みます。さらに食物繊維、辛み成分のカプサイシン、ビタミンB群なども豊富なことから、腸内環境の改善、デトックス、脂肪燃焼などうれしい効果がいっぱいです。

【さば】旬のさばはDHAやEPA がたっぷり含まれ、脂肪燃焼を促すタウリンも。

【いわし】オメガ3脂肪酸を多く含む青魚です。缶詰の種類は多く、水煮やかば焼きのほか、アンチョビもいわしが原料です。

 

▼▼レシピはこちら
『さんま蒲焼とアボカドのグラタン』
◆材料(2人分)

さんま蒲焼き缶……1缶
アボカド……1個
マヨネーズ……小さじ1
おろしにんにく……少々
とけるスライスチーズ……1枚

◆作り方
① アボカドは縦半分に切って種をとり除き、実をスプーンでとり出す(皮を器にするので破らないようにこそげとる)。
② ①の実はスプーンなどでつぶし、缶汁ごとさんま蒲焼き、マヨネーズ、おろしにんにくを入れてよく混ぜる。
③ アボカドの皮に②を半量ずつ詰め、半分に切ったスライスチーズをのせてトースターでチーズに焼き色がつくまで焼く。

さんまとアボカドの脂質は不飽和脂肪酸なので、血流をよくする効果があります。ビタミンEたっぷりで美肌効果バツグンのアボカドを食べて肌のうるおいもキープ♪

 
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