21. なぜ魚類缶詰にはカルシウムが豊富なのですか?
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日本人の栄養摂取量についてみますと、カルシウムが不足しているといわれています。また、食品中に含まれるカルシウムとリンの比率は、1:0.5~2が良いとされています。さけ、いわし、さばなどの缶詰は、加圧加熱殺菌により、骨まで軟らかくなっていて、カルシウム分は吸収されやすい形で含まれています。そして製品の分析結果からみても、カルシウムとリンの比率は1:1~1.8を示しているので、魚類缶詰は、貴重なたん白質を含んでいるばかりでなく、カルシウムの補給の点からも、優れた栄養価をもつものといえるでしょう。