魚肉ソーセージに関するよくある質問をご紹介!
常温で販売されている魚肉ソーセージは、製造後90~150日を賞味期限としています。
賞味期限は美味しくお召し上がりいただける期間のことです。賞味期限を過ぎましてもすぐに食べられなくなるわけではありません。しかし、 賞味期限を過ぎると徐々に食感・味等おいしさが損なわれてきます。美味しくお召し上がりいただくためには、賞味期限内にお召し上がり下さい。
魚肉ソーセージは、製造過程で高温高圧にて加熱殺菌しています。包装フィルムを開封しなければ、製造後、常温で 90~150 日間保管できます。ただし、直射日光の当たらないなるべく風通しの良いところで保存してください。なお、冷凍保存は、食感や風味が損なわれる可能性があるので、おすすめできません。
魚肉ソーセージは加熱殺菌をしていますので、開封後そのままお召し上がりいただけます。なお、ハンバーグタイプも同様にそのまま食べられますが、焼いておいしくお召し上がりいただく商品です。
魚の肉、砂糖、塩、豚脂、でんぷんなどを混ぜて作りますが、魚の肉が一番多く入っており、中でも「ひめじ・ほっけ・すけそうだら・いとより」のすりみが多く使われます。ほかに、「さけ、まぐろ」等も使われます。 食品表示法の食品表示基準では、魚肉ソーセージの原材料について「魚肉の原材料に占める重量の割合が50%を超え、かつ、植物性たん白の原材料に占める重量の割合が20%以下であるものに限る」、と定めています。
この黒い粒は原料となっている魚の黒皮(内臓を包んでいる薄い皮)です。 体に害はありませんので、安心してお召しあがりください。
魚や調味料をそのまま加熱すると薄茶色になるので、少し赤みを着け、食べる時においしく感じるようにしています。
透明のフィルムにすると、紫外線の影響によりソーセージの色が茶色に変わることがあるため、紫外線をカットするためにオレンジ色のフィルム が使われてきています。現在は、フィルムの機能向上 により透明のフィルムを使った製品もあります。
概ね次のような製造工程を経て作られています。
動物性タンパク食品(魚、肉やその加工食品)と比較して低カロリー、低脂肪ということです。カロリーについては、さば、さんまなどの青魚、牛、豚などの畜肉やその加工品と比べて、約30~50%低く、いわし、からふとます、かつお、鶏卵と同じ位で、まあじ、くろまぐろ(赤身)、まだらなどは魚肉ソーセージよりも低カロリーです。脂質についてもさば、さんまや畜肉とその加工品と比べて50%以上低脂肪で、まだら、まあじ、かつお、くろまぐろ(赤身)などは魚肉ソーセージよりも低脂肪です。また魚の脂肪には血流を良くするEPAや頭の働きを良くするDHAがたくさん含まれていることが最近注目を集めていますが、魚肉ソーセージにはそれ程多くないためにそれらを添加した製品も見られます。食品標準成分表によれば、魚肉ソーセージはカルシウム含有量が高く、骨粗しょう症に悩む方などにはうれしいことと言えます。
魚肉ソーセージが主に魚肉をすり身にしたものを原料としているのに対し、魚肉ハムは魚肉の 肉片を塩漬けにしたものを原料としています。このことから、両者の食感、味には違いがありますが、製造方法に大きさ差はないため、魚肉ハムは魚肉ソーセージの仲間といえるでしょう。その他の仲間として、練り合わせ魚肉にチーズ、グリンピース、荒びき肉等の「種もの」を加えて混ぜ合わせたものを原料とする「特種魚肉ソーセージ」、「特種魚肉ソーセージ」のうち、油焼き等の調理後、ハンバーグ類似の香味及び食感を有する「ハンバーグ風特種魚肉ソーセージ」等があります。
食品表示法の食品表示基準に従って表示されています。一般的には、次のような方法で、製品の一括表示の原材料名欄に表示されています。
①魚肉
もしくは
②魚肉(○○、△△、××)
(②の(○○、△△、××)には、例えば、(ほっけ、たら、たちうお)等、魚肉の原材料名(魚種名)が重量の多いものから順に記載されます。)なお、魚肉の原材料名(魚種名)を表示する場合には、「魚肉練り製品における魚肉の原材料名に関する業界自主ガイドライン」に基づき、魚肉練り製品全体で、統一的な原材料名(魚種名)を表示するように努めています。