平成30年度 逸見賞授賞報文

1. 選考期日

2018(平成30)年9月4日(火)

2. 授賞報文

○ 甜菜糖の耐熱性細菌芽胞の汚染評価と紫外線殺菌による不活化

花王株式会社 中山素一・佐藤 惇
アサヒ飲料株式会社 青山冬樹
日本コカ・コーラ株式会社 江嵜英剛
株式会社伊藤園 加藤一郎
ポッカサッポロフード&ビバレッジ株式会社 西尾和晃
キリン株式会社 藤田康弘
サントリーグローバルイノベーションセンター株式会社 山中実喜子
ホクレン農業協同組合連合会 成田 忍
千代田工販株式会社 堀江和峰・菊地早恵子・出口憲一郎
缶詰時報Vol.96,No.5 (2017)

選考理由; 高温性有芽胞細菌の混入リスクを評価するため、砂糖原料について複数の工場において各工程別に検討したもので、高温性有芽胞細菌汚染低減、製造工程管理等による混入防止策について究明した。また紫外線殺菌の有効性についても検討しており、飲料製品の安全性向上に大きく貢献する点を高く評価した。

○ 市販イチゴジャムにおける風味要素のTime-Intensityプロファイリング    

アヲハタ株式会社 黒飛知香・干野隆芳
広島大学大学院生物圏科学研究科 羽倉義雄
国立研究開発法人農業・食品産業技術総合研究機構 風見由香利・早川文代
      日本食品科学工学会誌 Vol.64,No.11 (2017)

選考理由; 味・香りといった官能的品質評価は、単純な成分分析だけでは評価できない複雑な研究分野である。Time-Intensity法(TI法)により風味強度を数値化するとともに理化学分析値との関連性についても検討した。その結果、風味特製の数値化、要素の抽出、要素間の関係を統計分析により解明した点がTI法の有効性を証明している。特に口中での時間経過の観点からの評価に必要性について新しい考え方であり、優れた知見といえる。

3. 選考委員名簿(敬称略)

委員長   大島 敏明 東京海洋大学学術研究院教授
委員   竹永 章生 日本大学教授
〃  石原 賢司 (国研)水産研究・教育機構 中央水産研究所
       水産物応用開発研究センター 安全性評価グループ 主任研究員
〃  佐藤 一弘 東洋製罐グループホールディングス㈱ 綜合研究所 所長
〃  赤地 利幸 大和製罐㈱ 総合研究所 所長
〃  田中 光幸 田中技術士事務所 所長
〃  宮下 隆  日本缶詰びん詰レトルト食品協会技術委員会 委員長

4. 表彰式

2018(平成30)年11月8日(木)

第67回技術大会開会式席上
[ ホテルオークラ新潟(新潟市中央区川端町6-53) ]

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