缶詰時報 2001年2月号 目次
製造・容器・流通の連携を密に
−平成13年缶詰業界新年賀詞交換会−
高齢者食、介護食開発のヒント
..........................松崎 政三
本稿では、高齢者が抱える栄養上の問題、高齢者そのものの理解、介護食の必要性、嚥下障害によって起こる問題、栄養補給、食品を開発するうえでのターゲット設定、好ましい食品の形態等について、病態的、機能的なメカニズムを説明しながら紹介する。また、具体的なメニュー例もあげている。
缶詰の生産個数変化
..........................日本缶詰びん詰レトルト食品協会
1999(平成11)年の缶詰(丸缶)生産個数は、204億4,756万個で前年対比95.4%、95年対比92.9%とそれぞれ減少している。一般食料缶詰では19億8,829万個で前年対比101.7%、95年対比94.3%になっている。99年の一般食料缶詰生産個数の内訳は、水産56.8%、果実7.6%、野菜12.4%、食肉5.0%、調理特殊18.1%、ジャム0.05%であり、水産の構成比率が過半数を上回っており、わが国の缶詰生産が水産缶詰中心になってきている事情がうかがえる。
第49回技術大会の概要
..........................日本缶詰びん詰レトルト食品協会
第49回技術大会での研究発表は22件。これらを容器包装、加熱と品質・成分、微生物制御・衛生管理、品質関連、加熱殺菌の分野別に整理し、印象に残った研究をハイライトで紹介する。
登録:
2001.2.14
(c)2001, (社)日本缶詰びん詰レトルト食品協会/Japan Canners Association