缶詰時報 2001年3月号 目次
缶びん詰、レトルト食品の消費動向
..........................日本缶詰びん詰レトルト食品協会
首都圏30km圏内在住の生活者250名から回答を得た調査結果の集計値と背景の解説。本調査は、缶詰、びん詰、レトルト食品を含めた加工食品11品目の消費動向がどのようになっているかを比較しながら、それぞれの品目の特性を缶びん詰、レトルト食品が取り入れられるかのヒントを得ることを目的に実施したものである。調査内容は、一月当たり消費個数、前年同期と比較した消費増減とその理由、表示事項に対する関心度、現在の買い置き個数などについて聞いている。なお、本稿では缶びん詰、レトルト食品について自記式で得た回答も併せて紹介する。
アメリカにおける乳製品の衛生管理の実態
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..........................安田 充
昨年わが国では、食品の異物混入問題や製造過程での衛生管理問題が人々の耳目を集めた。筆者が米国ハワイ州で実際生産に携わった経験をまじえながら、米国における乳製品の衛生管理の実態を2回にわたって(今月号、次号)紹介する。今月は、食品衛生や品質保証に対する考え方の日米の共通部分あるいは差異部分、政府検査員による工場検査の実際(原料供給の牧場、工場の製造装置、工場内環境、細菌検査、容器製造工程検査等)、検査頻度、取締法規等について紹介する。
登録:
2001.3.14
(c)2001, (社)日本缶詰びん詰レトルト食品協会/Japan Canners Association