缶詰時報 2001年10月号 目次
食料缶瓶詰の認定の技術的基準
..........................齋藤 省三
缶瓶詰の技術的基準は、工場の自己格付等自己責任体制の強化がうたわれていることが特徴である。このため、「格付のための施設」、「格付の組織及び実施方法」や「格付を担当する者の資格及び人数」に関する規定が基準に盛り込まれた。「品質管理の実施方法」の面でも、品質管理責任者に外注管理を含めた品質管理に関する計画の立案及び推進等を行わせることとしている。責任体制の確立に加えて、工場の自己監査と登録認定機関による外部監査が規定されている。本稿では、これらの内容について解説する。
平成13年産果実の需給見通し
−みかん、りんご、西洋なし、ぶどう−
..........................農林水産省総合食料局食料政策化
12年度の国産果実の収穫量は、主要な品目が前年を下回った等から、全体では7%程度減少したとみられる。栽培面積は、生産者の高齢化に伴う労働力不足等による老木園や管理不良園の廃園等により、毎年わずかずつ減少している。政府では、平成13年度から、みかんとりんごを対象に果樹振興のための新たな需給対策、経営安定対策を実施している。ここでは、みかん、りんご、西洋なし、ぶどうの4果樹について加工品、輸入品を含めた需給現状などについてデータに基づく解説を行う。
構造調整下における企業行動と労働面の対応
..........................厚生労働省大臣官房統計情報部
この調査は、構造調整が急速に進展している経済環境の下、既存事業の再編・再構築、新規分野への事業参入などに対応した企業の動向、それに伴う雇用その他の労働面の取組についての実態を把握したもの。調査対象は、9大産業(鉱業、建築業、製造業、電気・ガス・熱供給・水道業、運輸・通信業、卸売・小売業、飲食店、金融・保険業、不動産業、サービス業)に属する常用労働者30人以上の民営企業約4,500社の平成12年8月31日現在の状況。
登録:
2001.10.17
(c)2001, (社)日本缶詰びん詰レトルト食品協会/Japan Canners Association