缶詰時報 2003年2月号 目次
一丸となって安全・安心の確保 −平成15年缶詰業界新年賀詞交換会−
食品産業と予測微生物学 ..................................................................................天野典英 「予測微生物学」は、食品中での微生物の挙動を数学モデルを用いて定量的に解析、予測しようとする研究分野である。この分野の研究が進展しているのは、「食」の微生物学的安全性確保が強く求められるようになったのに伴い、従来の定性的な安全性評価から定量的かつ体系だった安全性評価が強く求められるようになったためとみられる。本稿では、予測微生物学の概念、数学モデル、文献データベース、エキスパートモデルの利用、熱測定法による微生物計測、食品産業への導入目的について解説する。
最近のスイートコーン缶詰事情 .................................................................................. スイートコーン缶詰の国内供給量は、国産品がフレッシュパックの141万箱(2002年)に冷凍原料リパック品を加えて約300万箱。輸入は米国品を中心として約500万箱。合計で約800万箱に達し、野菜缶詰分野最大の品目である。本稿では、ブランドの寡占化や適量小型缶への生産移行、輸入品の市場、14年度の国産品生産動向など最近の事情について解説する。
わが国周辺の水産資源の現状 −平成14年度資源調査から− ..................................................................................水産庁
缶詰の生産個数変化 ..................................................................................日本缶詰びん詰レトルト食品協会 平成13年の缶詰生産個数は17億3,891万個で前年対比86.4%、5年前の平成9年対比で85.5%といずれも減少しており、漸減傾向に歯止めがかかっていない。容器の小型化が依然進行していることもあって、生産個数の減少幅は生産重量ほどには大きくない。本稿では、生産、果実などのジャンル別に生産個数の変化と品目別の缶型使用頻度状況についてみてみる。
農業構造動態調査/地域就業等構造調査結果 ..................................................................................農林水産省
放射路 食品・流通 缶詰
ディーゼル車の排ガス規制について ..................................................................................東京都環境局
ニュースファイル(2002年12月)
こちらケベック No.95 ..................................................................................リシャール・ミッシェル、浜垣有加里
海外資料 インターベバから 品質保証装置の動き
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登録: 2003.2.13
(c)2003, (社)日本缶詰びん詰レトルト食品協会/Japan Canners Association