缶詰時報 2003年7月号 目次
平成13年度缶詰製造業の経営指標 ..................................................................................杉山 敏男 中小企業庁発表の平成13年度缶詰製造業の経営指標では、調査対象23社中10社が黒字、13社が赤字になっており、黒字企業比率43.5%と前年の74.1%から大きく後退している。これには、前年度調査で12社中11社が黒字だった水産缶詰業で本年度9社中6社が赤字に陥っていることが影響している。本稿では、食料品製造業との比較で水産、果実、その他の缶詰製造業別に経営指標内容を検証し、その背景を分析する。
嵐の前のスーパー業界 大手4社軸に首都圏市場再編の予兆 .................................................................................. 主要スーパーの営業力は、食料品部門に支えられ、顕著な回復がみられる。店頭公開以上のスーパー38社の2003年2月期決算における既存店売上高では、約9割の35社の伸び率が好転、増収となった企業も前年はわずか3社にすぎなかったが18社と大幅に増えた。ただ、低価格化が進み客単価の下落は止まっていない。寄与度の高さから各社が食料品に力を入れている。本稿では、市場再編に向かう大手4社(西友、イオン、ヨーカ堂、ダイエー)の決算を振り返り、今後を展望する。
2002年の缶詰輸入動向 −総輸入量は引き続き減少− ..................................................................................日本缶詰びん詰レトルト食品協会 2002年の缶詰輸入は、71.7万トン、111.9百万円(CIF)で前年対比98.8%、101.0%と数量で減少している。円安下で単価上昇品目が増えたことから、金額では増加している。品目群別では輸入全体の45%弱を占める野菜缶詰が5%程度の減少、果実が横ばい、水産が2ケタ台の増加などとなっている。ジャムは伸び率が鈍化している。これら輸入動向について、国内外情勢を見ながら、品目別に増減事情を解説する。
放射路 食品・流通 缶詰
海外資料 自社ブランドを大切に
ニュースファイル(2003年5月)
こちらケベック No.100 ..................................................................................リシャール・ミッシェル、浜垣有加里
会計実践 281 会計ビッグバンは乗り越えたけれど −ある経理課長の決意− ..................................................................................監査法人 双研社研究室
日本缶詰びん詰レトルト食品協会理事会・定時総会の概要
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登録: 2003.7.15
(c)2003, (社)日本缶詰びん詰レトルト食品協会/Japan Canners Association