缶詰時報 2003年9月号 目次
最近の冷凍食品産業の動向 ..................................................................................種谷 信一 平成14年1〜12月の冷凍食品生産量は1,485,326トンで前年比98.5%、生産金額は7,050億円で同95.9%と、ともに減少している。このうち業務用は1,026,357トンで1.1%減、家庭用は458,969トンで2.3%減になっている。品目別では主力のフライ類が漸減し続けており、フライ以外の調理品ではうどんが高い伸びを示している。全体の生産が減少したのは、中国産冷凍ほうれん草の残留農薬問題の影響が大きいが、生産の海外移転の影響が見逃せない。本稿では、これら状況を解説し、あわせて新製品の動向を紹介する。
米国バイオテロ対策規則について −対米輸出製品は新たな規制への対応が必要に− ..................................................................................日本缶詰びん詰レトルト食品協会 米国バイオテロ対策規則は、同国で流通するほとんどすべての食品を適用対象にして、本年12月に施行される。日本から輸出する食品の製造にかかわる施設も例外にはならない。本稿では、バイオテロ法制定の背景、バイオテロ対策規則にある施設の登録、記録作成と保管、事前通知、製品留置の項を紹介し、今後の対応と問題点について触れる。
女子学生の缶詰利用状況 ..................................................................................日本缶詰びん詰レトルト食品協会 日本缶詰びん詰レトルト食品協会が平成14年度に9都府県の大学・短大で実施した「加工食品セミナー」受講者1,521名を対象に実施した調査の集計結果、缶びん詰・レトルト食品の購入個数、利用頻度、利点と欠点、よく利用する店舗形態、よく利用する加工食品、などの設問への回答結果を解説。
海外資料 新製品開発と安全性の確保
こちらケベック No.101 ..................................................................................リシャール・ミッシェル、浜垣有加里
放射路 食品・流通 缶詰
ニュースファイル(2003年7月)
缶詰史史料の周辺 8 牛缶事件(昭和35年)報道と週刊誌の目 ..................................................................................真杉 高之
会計実践 282 会計担当者の役割 −貸出機の会計表現を巡って− ..................................................................................監査法人 双研社研究室
研究報文 容器詰(缶詰・びん詰・レトルトパウチ詰)エリンギの開発 ..................................................................................高橋 英史 ・ 稲田有美子
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登録: 2003.9.18
(c)2003, (社)日本缶詰びん詰レトルト食品協会/Japan Canners Association