缶詰時報 2005年5月号 目次


  • ファインダー「地獄夜 U」

  • 被災地の食事と缶詰・レトルト食品
    −新潟県中越地震を経験して−
    ...................................................... 別府 茂
    本稿は新潟県中越地震を経験した筆者が被災者対象のアンケートや自治体の備蓄状況などの調査と被災地現場の観察をもとに取りまとめたものである。ライフラインが損失した避難生活で求められる食事と非常食の条件、日常食として利用される缶詰・レトルト食品が非常食としても適性豊かであり、避難者に喜ばれたことなどについて解説し、避難生活を想定したこれからの非常食を提案する。

  • 中国ミカン缶詰工場視察記
    −急成長をみる中国経済の影響−
    ......................................................
    みかん缶詰を中心にした中国缶詰企業の視察リポート
    。急激な経済発展下にある中国では、諸物価が値上がりし製造コストを押し上げている。空缶、人件費、原料価格の値上がりがある一方で、過当競争から輸出価格にコスト上昇分を転嫁できていない。このような状況下で、世界供給の大半を占める中国みかん缶詰メーカーが寡占化に向かっている。

  • 世界的に見た缶詰市場とレトルト対応紙パッケージ「テトラ・リカルト」
    ...................................................... 角 智織
    テトラ・リカルトは、世界初のレトルト対応紙容器である。最終消費者とメーカーなど業界需要に対応して開発されたこの容器をテトラパック社では「パッケージ・ソリューションの新たな標準となる可能性がある」としている。本稿では実際にこの容器を採用している海外メーカーの例などを示しながら、その特徴について解説する。 

  • 缶びん詰、レトルト食品に対する意見・希望 U
    −缶びん詰、レトルト食品の消費者調査より−
    ...................................................... 日本缶詰びん詰レトルト食品協会

  • こちらケベック No.120
    ...................................................... リシャール・ミッシェル、浜垣有加里

  • 放射路
    食品・流通
    缶詰

  • ニュースファイル(2005年3月)

  • 缶詰史散歩 F
    格調高く“缶詰の生い立ち”描く文献
    『大日本洋酒缶詰沿革史』を読む
    ...................................................... 真杉高之

  • 会計実践 292
    会計担当者の役割とは
    −減損会計を通して見えてきたこと−
    ...................................................... 監査法人 双研社研究室

  • 平成16年度事業・技術功績者の横顔
    ...................................................... 日本缶詰びん詰レトルト食品協会

  • 日本缶詰びん詰レトルト食品協会の平成17年度事業計画


缶詰短信 缶詰関連統計情報 研究所だより
缶詰輸入情報 魚肉ソーセージコーナー 缶詰協会日誌
缶詰輸出情報 業界消息 編集後記  

登録: 2005.5.12

(c)2005, (社)日本缶詰びん詰レトルト食品協会/Japan Canners Association