缶詰時報 2005年6月号 目次
ファインダー「地獄夜 III」
缶びん詰・レトルト食品の需要予測 ...................................................... 日本缶詰びん詰レトルト食品協会 わが国は2010年までに本格的な少子高齢化社会を迎える。人口の減少と喫食者の構成変化は食品の需要に強い影響を与えると予想される。そこで、缶びん詰、レトルト食品の需要と人口との関係を相関分析し、それぞれの品目の消費予測を行った。今回消費予測した品目は缶詰、びん詰、レトルト食品全体とそのうちの消費量上位5品目、計18品目である。予測計算結果を見ると、決定係数が低く、予測信頼性に乏しい品目もあるが、本稿では計算結果をそのままの形で紹介する。
2004年清涼飲料生産動向と背景 ...................................................... 近藤雅雄 2004年の清涼飲料生産量は、空梅雨と猛暑という気象条件が好影響をもたらし、前年対比106.6%で1,700万キロリットルと大幅に増加した。容器別生産内訳では、PETボトル飲料が緑茶などの使用機会増加を受けて2ケタ台の高い伸びを示しているのに対して、缶飲料は逆に6.8%減少した。この結果、容器別シェアはPETボトルが60.4%(前年57.3%)、缶飲料が26.0%(同29.1%)となった。
オーストラリア牛肉加工施設視察 −オーストラリアの牛肉関連事情− ...................................................... 日本缶詰びん詰レトルト食品協会 豪州からの牛肉輸入は、米国のBSE発生などにより増加している。ただ今後については米国産牛肉の輸入再開も予想され、日本国内での高いシェアを維持するのは難しい面がある。そこで豪州では牛肉加工品の輸出に力を入れたいとの意向を持っている。加工品は冷凍、チルド、レトルト食品などである。これらの事情について現地調査した結果をリポートする。
缶びん詰、レトルト食品に対する意見・希望 III −缶びん詰、レトルト食品の消費者調査より− ...................................................... 日本缶詰びん詰レトルト食品協会
こちらケベック No.121 ...................................................... リシャール・ミッシェル、浜垣有加里
缶詰史散歩 G “博覧強記と克明”匂う二書 『蟹罐詰発達史』と『鮭鱒聚苑』を読む ...................................................... 真杉高之
放射路 食品・流通 缶詰
ニュースファイル(2005年4月)
海外資料 食べられるパッケージ アレルギー物質の安全処理
◆ 缶詰短信 ◆ 国内缶詰関連指標 ◆ 缶詰協会日誌 ◆ 缶詰輸入情報 ◆ 魚肉ソーセージコーナー ◆ 編集後記 ◆ 缶詰輸出情報 ◆ 業界消息 ◆ 缶詰関連統計情報 ◆ 研究所だより
登録: 2005.6.14
(c)2005, (社)日本缶詰びん詰レトルト食品協会/Japan Canners Association