-
残留農薬ポジティブリスト
...................................................... 飯塚太由
平成18年5月29日から、食品衛生法に基づく残留農薬のポジティブリスト制(基準が制定されていない農薬等が一定量を超えて残留する食品の販売等を原則禁止する制度)が施行される。本稿では、制度の導入と概要、加工食品への残留基準値の適用、検査等対応方法、食品環境検査協会の検査体制について解説する。また、同協会では“作物の種類又は農薬の種類によって双方向からの検索、抽出できるようにデータベース化した残留基準一覧表”を作成しているが、そのなかからリンゴの例をとった残留基準値表例を紹介する。
-
缶詰の生産個数変化
......................................................
日本缶詰びん詰レトルト食品協会
2004年の缶詰生産量は、重量で387.2万トン、生産個数で177億7,274万個であった。これは前年と比較すると重量で3.1%、個数で1.4%減少、5年前の2000年との比較では重量で22.1%、個数で14.6%減少している。一般食料缶詰での輸入品やレトルト食品等の他容器詰食品との競合、飲料缶詰でのPET容器への一部需要移転などの影響を受けている。重量より個数での減少が小幅だったのは、容器の小型化が進んでいるためである。本稿では水産、果実、野菜、ジャム、食肉、調理特殊、飲料の主要品目別缶型別生産を統計処理して示す。
★ 平成18年度缶詰時報年間予約購読申し込みについて
|