缶詰時報  2012年12月号  目次
Vol.91 No.12


四季想「除夜作」
 

1

平成24年の缶詰業界
...................................................... 駒木 勝
本年は東日本大震災発生から1年が経過したが、復旧、復興がなかなか進まない状況が露呈した。この他、国内では消費増税、エネルギー政策、外交問題等の課題が残り、海外では米国等での干ばつ被害、中国での指導者交代、米国での大統領再選等、多様な出来事があった。本業界では、缶詰、びん詰、レトルト食品への見直し機運が高まった一方、電力不足、原発事故の影響、円高等多くの問題を抱えている状況ではあるが、日本缶詰びん詰レトルト食品協会はこのような状況下においても柔軟に対応すべき様々な事業を進めてきた。本稿は、日本缶詰びん詰レトルト食品協会の事業活動内容を紹介しながら2012年を振り返ってみたものである。
   

2

災害時の食を支える缶詰、レトルト食品
−なにが求められているのか−
...................................................... 奥田和子
発災直後、料理づくりの生命線である電気、ガス、水道がストップ、道路事情の悪化により食材の流通が途絶える。もちろん、食料品店、外食店、そうざい店なども閉鎖される。この閉塞状態は少なくとも3カ月間続くと予想され長期戦になる。そこで、この困難な状況を乗り越え、日常の食事にとって代わるのが缶詰、レトルト食品である。被災者の健康維持・管理を担う大事な一翼をになう。災害食として喜ばれる要件とはなにか。被災者はこれら食品になにを求めているのか提言したい。
   

10

企業最前線〜経営者に聞く〜(10)
...................................................... 天狗缶詰株式会社
主な取引先は学校給食会、外食産業だが、今後の需要動向を考慮し、販売チャネルを拡大していく。そのために特販部を設置した他、通販部門の強化を図っている。また、品質の高い国産マッシュルームの拡販や防災備蓄関係事業にも取り組み、将来を見据えた事業活動を行っている。
   

18

放射路
食品・流通
  

20

缶詰見聞・体感録 第27号
夢と現実
...................................................... 黒川勇人
  

26

ニュースファイル(2012年10月)
  

29

ニュース&トピックス

45

品質管理講習会を平成25年1月に大阪で開催

殺菌管理主任技術者資格認定 第2次試験を東京で実施
基礎技術講習会を2月に横浜で開催

食料関連経済情報 (9月)

こちらケベック No.203
...................................................... リシャール・ミッシェル、浜垣有加里
  

49

平成24年産もも缶詰生産数量(フレッシュパック)・原料受入数量
  

54

平成24年産スイートコーン缶詰生産数量(フレッシュパック)
  

58

海外缶詰統計
  

59

缶びん詰、レトルト食品の全国販売データ
−2012年10月品目別商品別金額シェア−
  

87

缶詰業界新年賀詞交換会を明年1月8日開催
   

44

平成24年缶詰時報総目次
   

100

缶詰短信 22 国内缶詰関連指標 40
日本介護食品協議会コーナー 32 海外ジャーナル 42
魚肉ソーセージコーナー 33 研究所だより (PDF) 97
缶詰輸入情報 34

缶詰協会日誌 98
缶詰輸出情報 36

編集後記 104
缶詰関連統計情報 38

  

Update 2012/12/5

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