賞味期限表示のガイドライン

缶詰およびびん詰製品の賞味期限表示に関するガイドライン発行について

公益社団法人 日本缶詰びん詰レトルト食品協会

このたび缶詰およびびん詰製品の賞味期限表示に関するガイドラインを発行しましたので、ご案内します。

缶詰の賞味期限表示に関して、本会では平成7年に期限表示が製造年月日から賞味期限に移行した際に表示方法等の参考にすべく「日付表示改正に伴う諸事項のご案内」(平成7年3月14日付)を発行いたしました。  その後、20年以上が経過し印字装置の進歩やエンボス方式による表示方法の廃止など表示方法等が大きく変化しました。また近年我が国ではまだ食べられる食品を廃棄する食品ロスの問題が大きく取り上げられています。食品ロスは食品関連業者がほぼ半数を排出していると言われ、廃棄コストの増大や環境面への悪影響などあり、削減が急務となっています。この食品ロス削減への取り組みの一つに賞味期限表示を年月化することにより製造、流通および販売における製品管理の効率化が望めることから、今回ガイドラインを改定することといたしました。

本ガイドラインは業界内で表示方法等の統一化を図るものではなく、会員企業が表示する際の参考として作成したもので、各社の製品の特性等を考慮し年月表示もしくは年月日表示のいずれかを選択してください。別添の「国産食料缶詰およびびん詰の賞味期間参考事例」については本会もしくは会員企業等が実施した保存試験等の結果から妥当と考えられる期間を示したもので、この期間より長い賞味期間もしくは参考事例に記載のない品目については科学的根拠に基づき自由に設定してください。また年月表示をする場合において参考事例に示された賞味期間を1ヵ月延長しても差し支えないこととしていますが、これは缶詰等賞味期間が年単位の製品において製造した月と賞味期限となる月を同一とするためのものです。

会員各社におかれましては缶詰およびびん詰製品の賞味期限表示の際の参考としていただければ幸いです。なお本ガイドラインの発行に伴い「日付表示改正に伴う諸事項のご案内」(平成7年3月14日付)は廃止することを申し添えます。

ガイドライン(PDF)

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