缶詰誕生200年の歩み

アペールがびん詰での食品保存の原理を発明してから6年後の1810年、イギリスではピーター・デュランが容器にブリキを用いることを考えました。製造の方法はアペールのものと全く同じでしたが、デュランはこのことでイギリス政府の特許を取得しています。

また、同じくイギリスではブライアン・ドンキンが世界で初めての缶詰工場を興し、缶詰の商業生産をはじめました。

写真の缶詰は1824年のものですが、デュランやドンキンが製造したものに年代的にももっとも近い姿であると思われます。
ちなみに当時は缶きりというものがまだなく、「ノミとオノで開けてください」との注意書きがついていたそうです。

   

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