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みかん缶詰 製造方法の変遷 1 (原料送果、外果皮剥皮、身割、内果皮剥皮)

手作業(戦前)から機械化(現在)へ

参照: みかん缶詰製造工程図

 

 原料送果

原料倉庫から工場への原料搬送作業(手作業)

原料送果(原料投入のショックを緩和するため、原料を水槽に投入してコンベヤーで送果する)

 

 外果皮剥皮

手作業の剥皮

外皮剥皮機で自動的に剥皮

湯どうし(外皮の剥皮を容易にするために行う)したみかんの果梗部近くの肩を竹べらで剥ぎ取り、両方の指先で残りの部分を剥ぐ(果梗部を上にして左手にとり、右手に竹べらをもって蜜柑の肩の部分に当て、できるだけ外皮に浅くかけて、竹べらを手前に引くようにして外皮を剥ぐ)

剥皮機を使用して剥皮する(部分剥皮したみかんは2本のロールに外果皮がかみこまれて剥皮される)

 

 身割

手作業で身割り 自動身割機を使い、水圧で身割り

外果皮を剥皮したみかんを身割が容易になるように乾燥(風乾あるいは扇風機。外果皮剥皮後のみかんはヌルヌルして滑りやすい)して、最初に手で二つ割、次の果房を手もしくは平たい金属べら様の器具で一つひとつ切り離す

剥皮した原料を水を満たした身割機に投入し、水圧と振とうによって1粒ずつに分離する

 

 

 内果皮剥皮

1粒ごとに分離されたみかんをザルに入れて、薬品槽内で左右に揺らしてみかんの房同士の摩擦を起こさせて剥皮

樋式薬品処理(剥皮)装置

1粒ずつに分離したみかんを、手もしくはナイフを使って内果皮を剥ぐ。後に薬品槽の中で剥皮

樋式薬品処理装置に浸し、流して内果皮を剥皮する

 

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 記者発表会 会長挨拶
 みかん缶詰 製造方法の変遷
原料送果
外果皮剥皮
身割
内果皮剥皮
果粒選別
肉詰
密封
殺菌

参照:みかん缶詰製造工程図

PDF版ダウンロード
「缶詰業界の歩みと団体の活動」
14〜19頁に掲載

(PDF版では、「ミカン缶詰の消費者から求められる内容の変化」、「缶びん詰、レトルト食品の特徴について」もご覧いただけます)

 みかん缶詰 復刻品紹介
 
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